不況や不景気といわれて久しいですが、翻訳業界では、すでにドキュメント制作のコストの圧縮やプロセスの改善のため「ワンソースマルチユース」という概念がすっかり根付いています。
ワンソースマルチユースとは、1 つのデータから様々な場面に応じて使うという概念であり、このコンセプトを取り入れることは、貴社にとって多くのメリットを含んでいます。
ワンストップソリューション×ワンソースマルチユース
目次
ワンソースマルチユースの時代
ワンソースマルチユースの例
では、具体的にどういったものがその対象になるのかを考えてみましょう。
例えば貴社製品のマニュアル(取扱説明書)を翻訳する場合では、 Adobe FrameMaker(フレームメーカー)で作成されたマニュアルを翻訳します。それだけでは、日本語版の完成だけで終わってしまいますが、FrameMaker(フレームメーカー)の場合、Webworks Publisher と RoboHelp(ロボヘルプ) を上手に利用することによって、HTML 形式や HTMLHelp などへ変換することが可能になります。
これによって、PDF 形式だけでしか配布できなかった貴社ドキュメントがヘルプファイル形式になったり、貴社 Web 上の 1つのコンテンツとして利用することができるのです。
つまり、 1つのファイル形式から異なるファイル形式に変換し、様々な用途に合わせたドキュメントを制作することが実現します。これは貴社のコストを削減するばかりか、各ドキュメントの統一感までをも演出することが可能になりますので、貴社ブランド構築の 1 つの要素にもなります。
「ワンストップソリューション」×「ワンソースマルチユース」
このように、1つのデータから複数の用途に展開することにより、以下のメリットを得ることができます。
ワンストップソリューションの場合 | それぞれ別業者の場合 | |
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スピード | すべて一括で管理できるので、次の工程へもスムースに進み、作業期間の短縮が可能 | それぞれの業者へ指示、調整等が必要になるため、純粋な作業時間以外の時間がかかる |
コスト | すべてを 1 社に任せることができるため、ボリュームディスカウントや工程の省略や簡素化などによってコストを抑えられる | それぞれ別の会社のため、作業工程ごとのコストがかかり、大きなディスカウントなどは望めない。 |
品質 | 品質もまとめて管理してもらえるためできるため、安定した品質を得られる | バラバラの作業とその品質のばらつきをまとめるのはお客様になる上、安定させるための調整作業自体も大きな負荷になる |
さらに、弊社では、ワンソースマルチユースに対応するために翻訳作業から DTP レイアウト作業、印刷や Webサイト(ホームページ)までのワンストップソリューションを実現しています。
これにより、「ワンストップソリューション」×「ワンソースマルチユース」という公式が出来上がります。貴社が得られるメリットがさらに大きくなるのは言うまでもありません。
翻訳からWebサイト(ホームページ)まで、すべてを任せて安心のトライベクトルの翻訳・ローカライズサービス
このように、ワンストップで必要な作業をすべて網羅し、そして1つのデータから複数のメディアへの展開を行なうことができるのは、トライベクトルならではの特長と言えます。