産業翻訳の大前提のルールとして「原文に忠実に翻訳する」というものがあります。これは、翻訳段階で原文の情報を勝手に取捨選択せず、翻訳しなければならないことを意味しています。
例えば、英語から日本語に翻訳する場合、英語に書いてある情報を勝手に削除して翻訳してしまったり、また逆に、英語に記載されていない情報を勝手に追加して翻訳してしまったりすると、内容が変わってしまうケースがあります。
読みやすくするためとはいえ、情報の内容や意味を変えてしまうような翻訳では、誤訳という指摘を受けても反論できません。
では、良い翻訳というのはどういうものを指すのでしょうか?私たちの考えるその答えは、「お客様の望む翻訳を作りご提供すること」と定義しております。
そこで弊社では、「そもそもどんな言葉にも好みがある」という前提をもう一度見つめ直し、翻訳・ローカライズする分野やドキュメントと、さらにお客様ごとに異なる「好み」までを考慮し、アサインしております。
この方法は、いわば、「翻訳カスタマイズ」といえます。このお客様ごとにしっかりとお好みを把握しながら翻訳やローカライズを進めていくことで方向性の問題やボタンの掛け違いなどを初期段階でなくすことができます。
以下のページから具体的にどういう部分が解消できるのか、翻訳カスタマイズサービスとはどういうものなのかをご説明いたします。