今年も残すところあと 2ヶ月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
11月は秋の展示会シーズンですね。それに伴い、新製品の発表もあったり、お忙しいのではないでしょうか?季節も移り変わり、段々と寒くなってきていますので体調管理には充分にご注意下さい。
では、今回もよろしくお願いします。
第 16 号の目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なぜ翻訳するのか?へのコメント(その2)
お知らせ
ご意見をお聞かせ下さい
編集後記
前々回の「なぜ翻訳するのか?」ですが、皆さんのご意見を伺い、翻訳そのものをとても大切にお考えであることを改めて痛感させられました。前回の 3人の方のコメントをお伝えした後も、さらに多くの方からご意見を頂いております。どうもありがとうございます。
もしよろしければご意見を頂けると嬉しいです。
なお、今回は O さん(男性)のコメントをご紹介します。 (※掲載に関しては事前に了承を得ています。)
■ O さんのご意見
お世話になっております。本テーマ、非常に面白いですねー。
私の場合、海外製品を扱っておりますので”翻訳” が必要なケースは多々有ります。
ただ、ここで面白いのはお客さんの業種によって翻訳の量が違ってくる事です。
例えば、ISP・キャリア系のお客様は契約書のみ翻訳してくれれば製品の取り扱い書等は英語でよいというパターンが多いです。逆に、官庁系やゼネコン系は全ての書類を翻訳する事を依頼されます。
IT に関連する仕事をしている人は、使用している言葉・機器がほとんど海外製という事もあり、わりと抵抗無く英語を受け入れているようですがその他の業種、特に日本が強い分野についてはそうでも無いようです。
以上、雑談に近い内容ですがコメントとさせて頂きます。
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O さん、大変貴重なご意見ありがとうございました。業種によって翻訳の必要性が異なるというのは、確かにおっしゃる通りだと思います。
私たちがいつも申し上げていることですが、最も大切なのは、「誰が読むのか?」という部分です。
みなさんの社内の方なのか、それともみなさんのお客様が読むのか・・・ これによって、品質をどこまで求めるのか、コストをどこまでかければいいのかが分かってきます。
つまり、『対象読者』が誰なのかが重要です。この対象読者を具体的に把握しイメージできれば、後はそこに合わせたドキュメント作成をすれば良い、ということになります。
無駄なコストを省きながらも、重要なドキュメントは対象読者に正確にスピーディに伝える。理想の形ではないでしょうか?
もちろん、私たちもその理想に応えるべく、日々努力しております。マニュアル翻訳でツールを上手に使用する方法、カタログ制作ならワンストップで手間を省略するサービス、Web ならインターネットユーザの目に多く留まるようにするご提案などなどです。翻訳だけでなく、トータルなご提案をすることこそ、みなさんや御社にとってメリットが大きくなると考えています。
弊社サービスの詳細はホームページをご覧下さい。
ちなみに、産業翻訳業界全体の傾向としても、IT 関連やメディカル/バイオテクノロジー関連、エレクトロニクス関連では翻訳の必要性が非常に高いという統計が出ています。
ある IT 企業のお客様からお聞きしたのですが、ソフトウェアやシステムを購入していただく場合には、RFP(http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/rfp.html)を提出しなければならず、そこに「日本語ドキュメントの有無」というチェック項目があるそうです。
つまり、日本語ドキュメントがなければ、競合他社に仕事を取られてしまう 1 つの要素になりかねない、ということです。言い換えれば、競合他社と同じ土俵に乗ことも難しくなるのです。
ご存知通り、%name%さんもお分かりだと思いますが、企業のあらゆるドキュメントはもはやオマケではなく、その企業の『顔』として必須のアイテムとなっています。
繰り返しになりますが、『対象読者』をしっかりと設定して私どもにご相談いただければ、有効なご提案をさせて頂けると思います。
少し話がそれてしまいましたが、「なぜ翻訳するのか?」という根本をお考え頂くことで、翻訳をアウトソースする際の参考としていただけると嬉しい限りです。
●予約システム開始しました。
弊社では、予約システムサービスを開始いたしました。事前にご発注を前提とした予約をして頂くだけで、5% のディスカウントをさせていただきます。
翻訳する予定があったり、数週間後にファイルを入手するなどお分かりの場合は、ぜひご利用下さい。
すでに弊社とお取引をされていらっしゃる方には、とっても有効だと思います。詳細は弊社ホームページをご覧下さい。
https://www.trivector.co.jp/yoyaku.html
●ご意見をお聞かせください
「つまらなかった」「面白かった」など簡単なコメントでも構いません。頂いたコメントを励みにしていきますので、お気軽にみなさんのご意見をお聞かせ下さい。
また、「○○について教えて欲しい」「○○は他の方はどう考えているの?」などございましたら、教えてください。可能な限り、メールマガジン上でお伝えしていきたいと思います。
●編集後記
1 つのテーマで複数回に渡って述べさせていただいておりますが、それだけ重要なテーマと捉えている方が多いことの証明となりました。
このテーマでお伺いしたご意見を元にして、今後も新しいサービスをご提供できたらと考えています。
みなさんのビジネスをバックアップすることを目標としてこれからも頑張ります!
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