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日本語を理解できない日本人

AI などのテクノロジーが進化するに従い、「日本語が読めない」「話が噛みあわない」といった記事も増えています。コミュニケーションは常に他者との対話から始まります。今回はこのコミュニケーションのズレはどうして起きるのかを読み解いていきたいと思います。

文章の読解ができずに単語で反応する人たち

先日、以下の記事が拡散されていました。

日本の生産性を引き下げている「文章を読めない人」

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53224

「日本人が、日本語を理解できなくなっている」という驚愕の事実です。以下、記事の一部を引用します。

昔からそうだが、ニュースサイトのコメント欄を見ても、明らかに文章を読んでいない人のコメントや、1つのキーワードだけに反応し、文脈をまったく無視したコメントが無数にアップされている。文章を読んでいない、あるいは読めていない人が一定数存在しているのは間違いない。

またそれに伴い、生産性の低下にもつながっている、との記述も。

投資銀行家で「ぐっちーさん」の愛称でも知られる山口正洋氏は、ビジネス上のメールの内容をきちんと読めていない人が多いと自身のコラムで指摘している。内容があいまいなまま物事が進むので、実際に会って内容を再確認しなければならず、これが日本の生産性を引き下げているという。

これが本当だとしたらかなり致命的ではないでしょうか。

この記事でもうたっていますが、主な理由としては「読解力の低下」が著しいことが原因でしょう。

「読解力」は、学力の基本と言われています。実際、子どもの読解力も低下しているという調査もあります。

OECD生徒の学習到達度調査(PISA2015)のポイント

PISA2015年調査国際結果の要約

ベストセラーにもなった「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」でも、人間(日本人)の読解力不足が指摘されています。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

https://amzn.to/2QsDuyB

「教科書が読めない」子どもたち 教育現場から見えた深刻な実情

https://dot.asahi.com/aera/2018041200052.html

そもそも「読解力」とは何か

では、「読解力とは何か」また「読解力を上げるためにはどうすればいいのか」を考えてみましょう。その答えのひとつをご紹介します。

子どもの学力は読解力で決まる(斎藤孝 著)

https://amzn.to/2pElgi1

メディアでもよく見かける有名な斎藤先生の本によれば、読解力は子供の頃からトレーニングし、獲得すること、そしてそのために具体的に何をすればいいのかが書かれています。子どもの学力というタイトルですが、大人が読んでも十分ためになる内容です。

詳細は省きますが、読解力を上げるためには

  • 本を読むこと(名作を読む)
  • その本の一番言いたいことは何かを把握する(要約、客観性)
  • その上で自分なりの視点を持つ(コメント、主観性)

が大切とあります。細かい説明は著書をご覧いただくとして、確かに読解力がなければ、意味を理解することができないので、要約することもできずに、表面上のリアクションしか取れません。

実は、読解力は対人においても大いに活かされています。「相手が何を言いたいのか?」を理解することができない(読解できない)からこそ、冒頭でご紹介した「日本語の読めない日本人」が増えてしまったわけです。

コミュニケーションは、対人関係を成立させる上で重要ですが、「話が噛み合わない」「何が言いたいのか理解できない」「どう伝えればいいか分からない」ということが増えれば増えるほど、自分自身が苦しくなり、対人コミュニケーションそのものへの恐怖が生まれます。

逆に、読解力があれば、コミュニケーションが楽になり周囲との意思疎通も良くなりますから、仕事もやりやすくなるでしょうし、多少大げさかもしれませんが、自分自身が生き生きと働けるかもしれません。

誰しも経験があると思いますが、コミュニケーションがうまくとれない人とは、やはり何をしても上手く行かないものです。そしてそれはもしかしたら自分自身の「読解力」に原因があるのかもしれません。

コミュニケーションがうまくいかない、ズレていると感じるときは、「読解力」を疑ってみる必要があります。

翻訳でも同じことが起きる

さて、翻訳という業務においても同じ「言語」や「読解力」という枠組みで考えれば、同様のことが起きています。例えば、プロの翻訳者が翻訳したものを、レビューする人の読解力が低い場合、仮に訳文が正しいものだったとしても、理解されない=受け入れられないかもしれません。(ちなみに、プロの翻訳者自身の読解力が低い場合には、訳文もそれに伴った品質になりますが、プロである以上は、読解力があるはずという前提です)

これは極端な例ですが、もしこれが頻発すればその企業にとっては致命的です。

前述の記事にも以下のような記載があります。

米国のサイトの方が英語という外国語であるにもかかわらず、内容が直感的に理解できるのだ(参考までに、筆者は外国に住んだ経験はなく、ごく一般的な英語力しかないので、英語の基礎力が高いことで内容が容易に理解できているわけではない)。

日本のサイトは、統計データと関連するおびただしい注記事項が羅列してあるだけというケースが多く、情報が整理されていない。様々な立場の人が読むことをまったく想定していないのだ(あるいは想定していても、体系立てて表記できないのかもしれない)。

確かに、日本語はその「曖昧さ」が美しい表現を支えている部分もありますし、行間を読むような「相手の読解力」や「共感力」に委ねる部分もあります。(いわゆるハイコンテクスト)

しかし、ビジネスにおいては、(そういうシーンが許されることがあるとしても)大抵が明確であり正確であることが重要です。この部分にもっとフォーカスしなければなりません。

「理解できないのは相手の問題」と一蹴するのは簡単ですし、ある特定の内容であれば、相手も同程度の読解力があるという前提になりますから、難解な表現でも通じる可能性が高いでしょう。

しかし、これまで述べてきたように、日本語力の低下は一部に起きるものではありません。全体への影響が大きいと推測されます。その時に、「相手の読解力の問題=相手が悪い」という見解だけでは仕事としても成立しないでしょう。

翻訳や通訳をサービスとして利用する理由は、本業のビジネスをうまく成功させるためです。主従が逆転することはあり得ません。

翻訳は「手段」であって「目的」ではない

 

また、百歩譲って「相手の問題」であったとしても、読解力の低下に合わせて文章を短くしてみたり、平易な言葉を選択したりすることによって、相手のビジネスがスムースになることを主眼に置かなくてはならないのではないでしょうか。

翻訳サービスを提供する上では、「読者は誰か、読み手は誰なのか」という観点を見失ってはならないのです。読み手の読解力に依存するのは危険だと言えます。

※自分の趣味で翻訳する場合には他人が読むことはないので、難解であっても長文であっても問題ありません。

まとめ

読解力を持つことは、これからの時代ますます大切な能力となります。AI への代替やよりクリエイティブな仕事が求められるようになるためです。単純労働では、人間が働く価値は見いだせなくなってしまう可能性があります。

より一層クリエイティブな仕事をするためには、自分一人の知見だけでなく、チームを組み、様々な意見を出し合うことが求められます。その時に、読解力がなければ、表面的な意見ばかりになってしまい、生産性が上がることはないでしょう。

そうならないためにも、日頃からしっかりと「日本語を読める」状態にしておく必要があるのではないでしょうか。


「翻訳力」とは何か

「翻訳力」とは何か?

「翻訳が上手」「翻訳の実力がある」というのは、具体的にはどういうことを指すのでしょうか?元の言語(例えば英語)が堪能だということでしょうか?

私たちはついつい、そのように考えてしまいますが、実際はそうではありません。それは素人が陥ってしまう考えです。

本当のプロの翻訳者は、元の言語が堪能だけではなく、むしろ翻訳後のターゲット言語の表現力や語彙が豊富であり、そして、ある特定分野の知識を豊富に持っているからこそ、読むものをうならせ、感動させるだけの文章を構成することができるのです。

つまり「翻訳力」とは、

 

と定義することができます。

弊社の高品質の翻訳およびローカライズサービスを根底から支えるのは、翻訳ドキュメントマップ(TM)による的確な翻訳者のコーディネーションだけでなく、確かな実績と安心の実力を兼ね備えた翻訳者の最高のパフォーマンスによるものです。

翻訳ドキュメントマップ

 

出身大学および専門分野(順不同)

ここで、弊社に登録していただいている翻訳者の出身大学および専門分野の一部をご紹介します。

※個人情報保護のため、順不同にし、特定されることのないよう記載しております。

大学名東京大学
上智大学
東京都立大学
東京学芸大学
関西学院大学
同志社大学
大阪外国語大学
東北大学
広島大学
法政大学
東京外国語大学
明治学院大学
東京外語専門学校
Boston University(米/ボストン大学)
Harvard University(米/ハーバード大学)
Monash University(豪/モナシュ大学)
University of Canterbury(ニュージーランド/国立カンタベリー大学)
Victoria University of Wellington (ニュージーランド/ヴィクトリア大学)
学部名学部名
工学部
理学部
理工学部
農学部
経済学部
英文学部
社会学部
文学部英文学科
Japanese Studies (Japanese-English literary translation strategies)
Graduate School English Literature
Faculty of Law
Graduate School Linguistics (Far Eastern Languages)
English Literature and Translation, Russian and Russian Literature

 

翻訳者の専門分野の豊富な知識と、ビジネス経験、そして豊かな表現力が高いレベルで組み合わさるところに、本当の高品質の翻訳が存在します。 この「翻訳力」を最大限に生かすことで、貴社の翻訳・ローカライズ業務に貢献できると考えております。

「翻訳力」から生み出されたトライベクトルの翻訳・ローカライズ実績

彼らの翻訳力から生み出された、これまでの弊社の翻訳・ローカライズ実績をご覧ください。

翻訳・ローカライズ実績一覧

トライベクトルの翻訳・ローカライズ実績について

トライベクトルでは、上記のように本当の意味で実力のある翻訳者だけが貴社のお仕事を担当しております。翻訳・ローカライズにつきましてはお気軽にお問い合わせください。


大切なのは「自分が何を言ったか」よりも「相手にどう伝わったか」ということ

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コミュニケーションの難しさ

「社会人にとって必要な能力やスキルは?」と聞かれたとき、「コミュニケーション能力」が必ず上位に来ますが、これはいつの時代も不変です。

でもそれは何故でしょうか?IT テクノロジーや AI の台頭により、ボーダーレスな世界が拡大し、コミュニケーションは簡単に取れるようになっているはずです。にもかかわらず、常に必要な能力の上位に「コミュニケーション能力」が来るということは、「コミュニケーション」が人間関係や信頼関係を築くための重要なファクターであり、それによってビジネスが左右されるケースも多いということでしょう。

ビジネスでは年代問わず、円滑なコミュニケーションをとることが求められていますが、IT テクノロジーや AI よりも、実はそれがとても難しいこと=だからこそ必要なスキルとして上位にランクインしている可能性があります。

例えば(よくあることですが)自分がどんなに上司やお客さんに一生懸命伝えても、話がかみ合わないことがあります。また逆に、「一を聞いて十を知る」という聞き上手な人もいます。これは単純に相性の問題なのでしょうか。

繰り返しになりますが、世代間の違いや環境の違いなど様々な原因が考えられますが、どちらの場合でもなおさら「コミュニケーションが重要である」というのは誰もが感じていることです。

そして「コミュニケーションは意外と難しい」と感じると、話し方講座を受講したりコミュニケーションの勉強をしたりする人が出てくるわけです。

人間同士がコミュニケーションをとるということは、ヒューマンスキルが必須だと言い換えることができます。

では、ヒューマンスキルのレベルアップはどうすればいいのか?またこれらはテクニックでカバーできないのか?をこれから考えてみましょう。

ビジネスにおける「コミュニケーション」の定義

今回のテーマは大変広いので、「ビジネスにおけるコミュニケーション」として考えてみましょう。

一般的に「ビジネスにおけるコミュニケーション」は、業務をスムースに進めるためのコミュニケーションです。目的はこれしかありません。

その目的を完遂するために、企業で動き、チームで動き、様々な情報を整理し、下から上へ、上から下へと意思疎通を図り、ビジネスを実行に移すことになります。

ここでポイントとなるのは、「コミュニケーションとは自分の意図を他者に対して過不足なく伝える」ことです。これが理解されていないと、ずれた方向に進んでしまい、目的達成ができなくなります。

では、そのためには具体的に何をしなければならないのでしょうか?

言葉の定義を共有する

どうすれば自分の意図を過不足無く、正確に相手に伝える事ができるのでしょうか?

また逆に、どうすれば相手の意図を正確に理解する事ができるのでしょうか?

これは翻訳や通訳などにも共通する部分ですが、「前提や定義を事前に共有しておく」ことが重要となってきます。

つまり、その言葉の「意味」を双方で共通のものとしておかなくてはならないということです。

例えば、こんな例で考えてみましょう。

「良い品質」とは何か?

ここで考えなくてはならないのは、「誰にとっての良い品質か?」ということです。可能性としては、以下の2つは簡単に思い浮かべることでができます。

・自分が納得できる品質が良い品質

・お客様の要求を満たした品質が良い品質

このように、「良い品質」という言葉だけでは、実は意味が明確になっていません。もし自社の担当者とクライアント担当者の「良い品質」の定義がずれていれば、確実にトラブルになります。

スタート地点で、すでに目指す方向が違っているからです。

翻訳、ローカライズの品質とは

最初から齟齬が起きているのですから、実はお客様は後者を求めていたとしても、こちらはそれに気づくことができません。

「もっとこうした方がいい」という一途な想いを持って、時間もコストも必要以上に投資して自分が納得できるものを作り上げることになります。

そして、これは残念なことに、結果として喜ばれません。喜ばれないどころか、クレームになることもあります。

これはビジネスでは致命的です。この「こだわり」という点がお客様と同じ方向を向いていて、結果的に、お客様の満足度を遥かに超えることができればいいのですが(実際は方向が合っていても利益が出ない場合も多い)、ある意味「ひとりよがり」になってしまった場合には、とても優れた品質にも関わらず、最悪の場合、クレームになってしまったりということが起きるわけです。

この原因は、コミュニケーション上の「良い品質の定義」が共有されていないからです。とても素晴らしい技術を用いて「良い品質」を求めたにも関わらず、こんなにもったいないことはありません。

「どんなに優れていてもそれが正しく評価されない」と嘆く前に、お客様が求めるものを理解する事が重要です。そのためには、コミュニケーションにおける「言葉の意味」を定義しておく必要があります。

伝えたい相手は誰なのか

これも意外と見落としがちですが、翻訳でも通訳でも、デザインでも制作でも、必ず「ターゲット」や「ペルソナ」があります。

  • 社内(上司なのか)
  • 社内(部下なのか)
  • お客様、取引先なのか
  • 外注業者、パートナーなのか

ベースとなる人間関係がそれぞれ異なります。また距離感や年代も違うはずです。これらは無意識のうちに感じているわけですが、大切なメッセージを伝えたい場合には、きちんと意識してコミュニケーションを図るのが賢明です。

相手の立場によって持っている情報量や知識量などが異なるため、相手に合わせたコミュニケーションを進めていく必要があります。

「伝わる」と「伝える」は違う

伝えたい相手と言葉の定義が共有できたら、今度はどんな風に表現するかも大切です。

ここで目的を再度確認しましょう。

ビジネスコミュニケーションの目的は「自分の意図を自分以外の他者に対して過不足なく伝えること」です。

これを実現するためには、様々な表現方法があります。

  • ストレートに表現する
  • 比喩を使う
  • ストーリー仕立てにするなど

また否定的な言葉を使うか、ポジティブな言葉を使うかによっても相手が受ける印象が異なります。

コップに半分の水があり、「もう半分しか入っていない」と感じるか「まだ半分も入っている」と感じるかという有名な話がありますが、これはまさに「言葉の力=その人の思考」です。

このように、事実はひとつしかありませんが、それをどう表現するか(もう、まだ)によって、相手の心象が大きく変わってしまうのです。

また日本語の場合は、後の言葉の方が印象に残るため、「ネガティブな情報→ポジティブな情報」とするか、「ポジティブな情報→ネガティブな情報」の順番で伝えるかによっても相手の印象は変わってしまいます。

そのため、発話者は「伝えること」と「伝え方」に神経を集中しないと正確に伝わらないのです。

一方、聞き手にとっては「伝える」よりも「伝わる」の方が、とても自発的でしっくりくるのです。

聴く側が「なるほど、分かるなあ」と思っているときには、それは間違いなく「伝わっているとき」なのです。腑に落ちるという表現がピッタリです。これは1人対多数でも、2人でも、すべて同じです。(表現方法は変わります)

ここから分かることは、「自分が何を言ったか」よりも「相手にどう伝わったか」こそが重要だということです。

「自分が、自分が」と自慢話をする人の話を誰も聞きたくないと思うのは、自然なことです。ご存知の通り、自慢話は相手にまったく伝わりません。それは相手にとって知りたいことではないからです。

しかし、もしこれがストーリー仕立てで相手が共感するようなものであれば、「伝わる」可能性が高くなります。(ただし、自慢話は内容自体に難があるため、元々受け入れられにくいコンテンツですが)

この違いを理解しておくだけで「自分がどう言えばいいのか」「どんなスタンスやトーンで話すと相手に分かってもらえるのか」という視点、つまり「他者目線」が必要だということに気づきます。

またきちんと自分の意図が伝わったかどうかを確認する手段としては、その場で相手に話の内容を説明してもらうことで確認する事ができます(意外と伝わっていないことに驚くでしょう)。

これは新人教育や研修時でも有効なテクニックで、人から聞いた言葉を理解し、咀嚼し、自分の言葉で言えるかどうかが理解度のバロメーターとなります。

実は、表現方法などのスキルやテクニックはその後の話です。基礎もない状態でテクニックに依存してしまうと、どこかでほころびが生まれたり、相手に見透かされてうまく伝わらなかったりします。

表現テクニックの前に「他者目線」

自分の話(意図)を本当に相手に伝えたい、分かって欲しい場合、「相手に理解してもらうためにはどうすればいいだろう?」と考えるはずです。例えば、自分の命に関わる内容なら言われなくても必死になるでしょう。

ビジネスではそこまでの状況というのは無いかもしれませんが、トラブルが起きたりお客様からのクレームがあったときなどの社内コミュニケーションは当然、緊急度が高くなります。

そんなときこそ、「身振り手振りを使う」や「結論から先に言う」、また「簡潔に話す」、「箇条書きにしてみる」などが必要とされますし、「適度な相槌を打つ」、「相手の目を見る」などは自然と思いつくはずです。

細かい説明も、言葉の定義もせずに「言いましたよ」「説明しましたよ」と終わらせてしまうのは、ビジネスマンとしてはコミュニケーション能力が不足していると思われても仕方が無いかもしれません。なぜなら、それでは他者目線が欠落しているからです。

そして恐らくこういった点が小さなミスをいくつも誘発するため、「社会人にとって必要な能力はコミュニケーション能力だ」ということになるのでしょう。

「もし自分が相手の立場だったら、今の説明で理解し、納得できるだろうか?」と想像し、自分に問うことで、表現の選択肢は変わっていくはずです。

繰り返しになりますが、大切なのは「相手の立場に立ったコミュニケーションを心がける」という基礎があり、そしてその上にテクニック等を使用することです。

コミュニケーションが「うまくいく」ときの 5つの要素

コミュニケーション能力は基礎を押さえておくことでレベルアップできる場合もあります。話す、聴くだけではなく、読む、書くという行為にも「他者目線」を持つことで相手に理解されやすい「伝わる」表現を選択することができます。

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読み書きができないと取り残される時代がやってきた

まとめ

いかがでしょうか。ビジネスの目的を達成するためのコミュニケーションですから、それを忘れてしまったり、外れてしまうようなコミュニケーションでは残念ながらコミュニケーション能力があるとは言えません。

そしてこの能力を高めるために特別な訓練は必要ありませんが、決して忘れていけないのは以下のポイントです。

  1. 双方で言葉の定義をし、共有した上で使用する
  2. 他者目線を持つ(これで相手が理解できるか?を常に自分に問う)
  3. その上でスキルやテクニックを身につける

ほんのささいな出来事がミスコミュニケーションの原因となることがあります。またコミュニケーション量がそもそも絶対的に少ないということも考えられます。当然世代間格差もあるでしょう。

社会人の場合は、あらゆる世代と話をしなければならないこと、また海外とのコミュニケーションはより一層厳密に明文化されていないと伝わらない事も多くあります。曖昧さを排除するというのは日本人の苦手な部分だと言えますが、もはやそれを言い訳にする時代ではありません。今後はより一層明確さは求められるでしょう。

このような視点を持ちつつ、上記のステップを進めていくことによって、コミュニケーションの質は高まるはずです。そして、それにより貴社ビジネスが加速し、成功のチャンスが広がれば、「コミュニケーションをご提供する企業」としてこれほど嬉しい事はありません。

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